時間つぶしとしての眠り
かつて長い夜をぶじにすごすことに、人類は苦労したことでありましょう。
明と暗とは、文字どおり外界の光の強さであるばかりか、私たちの心の明暗にも強い影響をおよぼしています。
周囲が暗いと、人は不安になるのです。
動物界の一員としてのヒトは、視覚に頼る哺乳類ですから、目から入る情報がすくなくなると、不安になるのはとうぜんです。
それに、外敵が近づいてもわかりませんから、襲われる危険も増大します。
気温も下がりますから、身体は消耗します。
手探りでは仕事もはかどりません。
こういう不利な時間帯には、できるだけ安全な場所にじっと隠れていることが得策でありましょう。
そして、保温のよい羽毛 布団 通販で買ったねぐらのなかで休息することです。
闇夜の恐怖を避けるには、眠って感覚・知覚を遮断することもたいせつです。
勝手に動き出さないように、ブレーキをかける(筋肉を弛緩させる)ことにも意味があります。
それゆえ、恐いから眠って避けるという技術は、不安で眠れないという一面の裏返しでもあるのです。
恐怖のあまり気が遠くなる、立ちすくむ、眠くなる、といった情動変化は、一見矛盾するようですが、じつは表裏一体のもので動物界にひろくみられる合目的性のある行動です。