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2011年01月 アーカイブ

居眠り運転防止のために 2

脳波や筋電図などの生理学的指標を利用したり、ハンドルのプレによる推定などで、可能だとは思われますが、多くのドライバーが実用的に使えるのはちょっと無理なように思います。


・・・このように考えてくると、居眠り運転防止には、まず過労になるような運転スケジュールを組まないこと。


眠気を少しでも感じたらできるかぎり早く仮眠をとること。


早朝2~4時の時間帯の運転は極力さけることなどごく常識的なことなのです。


高速道路を長い時間運転する場合には居眠り運転をしないために、睡眠不足でないよい体調を整えることが大切だ、ということを肝に銘じておいて下さい。


さて、昔から、眠っている間にいろいろなことを憶えることができたらいいなあ、というのは人間の夢でありました。


ぐっすりと羽毛 掛け 布団で眠っている間に英語の単語でも暗記できたら、受験生が四当五落などといって、睡眠時間をきりつめてまで勉強をしなくてもすむかもしれません。


睡眠学習は、SF小説の中で最初にとりあげられたのが1932年でした。


その後、単語や歌詞の学習については、睡眠学習が有効であるとの報告が行なわれました。

睡眠学習について

睡眠学習が実際に行なわれたかどうかの判定は、なかなかむずかしいことです。


それは、入眠前後や夜間の覚醒時に学習が行なわれていても、睡眠中のものと考えられる場合があるからです。


そのためには、睡眠学習実験の際に脳波を記録することが絶対に必要となります。


脳波を同時記録しながら96対の質問と答を睡眠中にテープで聞かせ、翌朝の覚醒後に再生法(自発的に思い出す)によって学習効果を調べた結果によると、脳波上にアルファ波が消失するステージー以降では学習効果はまったく認められないとのことです。


また別の実験では、各睡眠段階に、それぞれ特定の対語を10回ずつ聞かせ、翌朝その再生、再認を調べたところ・・・


対語の再生は、入眠前の覚醒期に与えられた対語については37・5%可能であったが、その他の睡眠段階に与えられた対語の再生は、ほとんどみられなかったということです。


レム睡眠の学習効果については、入眠期よりはずっと低率ではあるが、多少の学習効果がありそうだということになっています。


ただ、ノンレム睡眠のステージ1(浅い睡眠期)に多少の学習が可能である場合には、外来刺激によって被験者が覚醒してしまい、そのために学習が可能になるものと思われます。


このことは脳波の変化をみても明らかなことで、被験者に刺激語(単語や対語など)をあたえて、10秒以内に脳波にアルファ波が出現した場合には、非常によくそれを憶えているということからも、一時的にせよ覚醒している可能性が強いのです。


・・・東洋羽毛工業による以上の結果からは、睡眠学習は不可能のように思われます。

睡眠学習について 2

一方で、ロシアの研究者などには睡眠学習を肯定する考えの人達が多いことも事実です。


その研究者たちは、睡眠学習にあたって催眠暗示・・・


とくに後催眠暗示を併用して、被験者に強い動機づけを行なったり、睡眠学習を早朝のレム睡眠期に行なうなどして、ある程度の効果があるといっております。


このようにみてくると、ごく浅い睡眠期とレム睡眠期には、ある程度の睡眠学習が可能と思われますが、覚醒期の学習効果にくらべると数段劣るものです。


その上睡眠中の学習のための刺激や、学習にたいする心理的ストレスなどで、睡眠が妨げられることもたしかです。


たとえば、睡眠学習を2ヶ月以上も続けると、被験者はしだいに不快となり、昼間の思考力が低下するという報告もあります。


睡眠時には、覚醒時より心理的抵抗が弱まるので、暗示的効果はあがるだろうといわれています。


しかし暗示効果をあげるのであれば、覚醒時に催眠状態にして暗示を与える方が、睡眠時よりずっと効果があがるわけです。


この睡眠学習と関連して、私達は昼間の催眠時に条件づけをした条件反応が、レム睡眠期にその条件刺激を与えると、再現されることを確認しております。


催眠を利用することによって、もう少し睡眠学習の効果をあげることが可能とも思われますが、現段階では、羽毛 布団でよく睡眠をとって、すっきりとした頭で学習をする方がはるかによいようです。

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