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2010年12月 アーカイブ

空白の時間としての眠り

眠っているときの生産活動は、ないのも同然です。


時間の価値の高さで判断すれば、生産性のない時間は無意味でありましょう。


また、眠りは意識レベルの低い状態ですから、眠っていることを明瞭に自覚したり、睡眠中のできごとを正確に記億したりはしません。


それゆえに、眠りは空白の時間だ、とみなされることがあります。


そんなことから、睡眠をいわば必要悪か、無用の長物だとみなされるわけです。


そして、眠るのは怠けることだと短絡されるはめになるのです。


寝る間も惜しんで励みたい人にとって、1日の3分の1を寝てすごすのは、時間の浪費とみなすのはとうぜんかもしれません。


むかしからたくさんの人が、眠りに費やす時間を切り詰め、仕事や学業にまじめに努力したのも、むりからぬことです。


それはそれなりに成果の上がったことでしょう。


しかし、睡魔と闘い、高級 羽毛 布団の寝床の誘惑に打ち勝ち、しかも心身の健康を維持するためには、たいへんな労力を払わなければならなかったはずです。


単純に計算すれば、機械みたいに休まずはたらくと、生産性は上がるでしょう。


しかし、生き物には活動と休息のリズムが生まれつき体内にセットされています。


生体は連続して活動できるようには、設計されていません。


睡眠時間を犠牲にするのは、容易なことではないのです。


むりしてはたらけば、そのひずみはストレスとなってはねかえってくるはずです。

睡眠は能動行動なのか

レム睡眠のとき、脳は覚醒時に近い活動レベルにありますから、夢の想起率がよいのが特徴です。


ノンレム睡眠のときも、夢見はありますが、物語りふうの変化に乏しく、筋道立てて思い出しにくいわけです。


ジークムント・フロイトいらい、夢の解釈は精神分析の有力な手段となりました。


夢には「心の奥底」をのぞく手がかりがある、と考えられるからです。


夢とレム睡眠とは高い相関を示しますから、レム睡眠こそ進化の頂点に立つ高級な眠りだ、という考え
が古くから主張されてきました。


夢見睡眠としてのレム睡眠の役割を重視する研究者は、学習や記憶の定着にとってレム睡眠はなくてはならぬもの、という見解を示しています。


身体を眠らせておいて、そのあいだに、神経回路の機能を整備したり、覚醒時にためこんだ余分な情報を消去し、有用な情報を整理して記憶する、と考えるものです。


たとえば、フランスの生理学者ミシェル・ジュヴェー博士は、「模擬演習説」とでもいうべき学説を発表しています。


かれは、羽根 布団で眠っている赤ちゃんの脳で神経回路がつくられているときのように、おとなでもレム睡眠のとき、脳のなかで行動のプログラムの雛型がつくられている、と推論します。


その根拠として、神経細胞が分裂をくりかえし、さかんに成長している出生前後の時期に、レム睡眠が非常に多いことがあげられます。


それゆえ、レム睡眠のあいだに、脳は将来にそなえてなんらかの準備をしている、と考えられます。


また、レム睡眠は夢見と密接に関連しているのも根拠の一つです。

居眠り運転防止のために

同じ姿勢で長時間運転していると、やはり眠気が起こりやすくなるので、時に手足をのばすとか(もちろん短時間停車して)、軽い体操をするのも効果があります。


私も睡眠脳波の研究をしていたころにはよく徹夜をすることがあって、次の日に出張病院へ行く時に、運転中の眠気に困ったことがあります。


ある時は靴も靴下も脱いで、裸足で運転したことがあります。


つめたいアクセルペダルからの刺激で、一時的にせよ眠気がとれたことをおぼえています。


しかしこれは急ブレーキなどが踏めないこともあり、危険を伴うことがあります。


また、コーヒーなどの刺激性飲料を飲むことですが、濃いコーヒーを2杯位飲めば2~3時間は眠気を防止することができるようです。


しかしこれとて羽根 布団 通販での仮眠のように絶対的なものではありません。


次に、居眠り運転防止装置のようなものを作ることが可能かどうかということです。

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