睡眠は逃避行動なのか
むかしの人みたいに、眠りは死と同じものだ、と考える現代人はいません。
ですが、ふたたびシェイクスピアに登場してもらいましょう。
ハムレットは、「生か、死か、それが疑問だ」という有名な台詞につづいて、こう言います。
「死は眠りにすぎぬ・・・それだけのことではないか。
眠りに落ちれば、その瞬間、一切が消えてなくなる。
胸を痛める憂いも、肉体につきまとう数々の苦しみも。
願ってもないさいわいというもの。
死んで、眠って、ただそれだけなら!眠って、いや、眠れば、夢も見よう。それがいやだ。」
・・・逃避としての眠りがうまく機能しないとき、浅い眠りに苦しめられます。
不快な夢、不吉な夢にうなされるのです。
起きたからといって、気分がすぐれるわけでもありません。
いっそ、眠りなんてなかったらどんなに楽だろう、と思ってしまいます。
眠りをこんなふうに解釈している人もいるはずです。
夜尿常習のこどもだって、羽毛 布団 販売で購入した布団をおもらしで濡らしてしまったら、布団やシーツを眺めながらそう思うことが多いでしょう。